2026年第44週 統計ハイライト — 失業率改善・訪日外国人減少
今週は、雇用統計の改善と国際往来データの明暗が入り混じる1週間でした。労働市場では完全失業率が再び低下した一方、訪日外国人数は7月の反発が続かず減少に転じています。あわせて景気動向指数の確報値や、先週の物価・人口統計のまとめも振り返ります。
今週のハイライト
- 完全失業率が2.4%に低下(2026年9月、前月比-0.2ポイント)。8月の上昇から再び改善方向に戻りました。
- 訪日外国人が319.6万人に減少(2026年8月、前月比-7.1%)。7月の反発は一時的なものに終わりました。
- 出入国者数は975.3万人(2026年8月、前月比+5.8%)で2ヶ月連続増加、直近12ヶ月平均を上回る水準まで回復しています。
- 景気動向指数の確報で機械受注440,675百万円が判明。生産財在庫率指数は102.2へ上方修正されました。
- 男女間の失業率差は0.5ポイント(男性2.6%・女性2.1%)で、前月から変化はありませんでした。
今週公開された記事
完全失業率2.4%に低下 — 2026年9月、8月の上昇から再び改善
2026年9月の完全失業率は2.4%で、前月の2.6%から0.2ポイント低下しました。8月に4か月連続の低下から反転して上昇しましたが、9月は再び改善方向に戻っています。男女別では男性2.6%・女性2.1%と、差の0.5ポイントは前月から変わりませんでした。
景気動向指数、2026年8月確報 — 機械受注440,675百万円が判明、生産財在庫率は小幅上方修正
2026年8月分の景気動向指数確報値では、速報で非公表だった実質機械受注(製造業)が440,675百万円として判明しました。生産財在庫率指数は102.2へ上方修正され、消費者態度指数など主要指標は速報値のまま確定しています。
出入国者数2026年8月:975.3万人で2ヶ月連続増、3月以来の高水準(前月比+5.8%)
2026年8月の出入国者総数は975.3万人で前月比+5.8%の増加となりました。7月の反発(922.0万人)に続き2ヶ月連続の増加となり、直近12ヶ月平均(956.7万人)を上回る水準まで回復しています。
訪日外国人2026年8月:319.6万人、前月比-7.1%で再び減少、7月の反発続かず
2026年8月の訪日外国人は319.6万人で前月比-7.1%の減少となりました。アジア比率は80.3%に上昇する一方、インドネシアは3ヶ月連続減、インドは小幅回復となっています。
前週の振り返り
前週レポート: 2026年第43週 統計ハイライトでは、CPI前年比+2.2%への拡大、総人口の4万人増加への転換、コメ価格の5,000円台維持という3つの統計を取り上げました。物価上昇の継続という点では今週の労働市場の改善と合わせて、生活実感と統計のギャップが引き続き注目されるテーマと考えられます。
来週の注目統計発表スケジュール
来週は、鉱工業生産指数や毎月の雇用関連統計など、月初に公表される一次速報系のデータが控えています。また、国際比較の観点からは、主要貿易相手国の経済指標の発表も予定されており、出入国・訪日外国人データの先行指標として注目されます。具体的な発表日時は各統計の公表スケジュールをご確認ください。
データ出典
・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/
・World Bank Open Data
免責事項
本ページのデータ分析・構造化はAIを活用して行っています。数値は公的統計データに基づいていますが、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。