まちのとびら
国際比較

訪日外国人2026年5月:364.4万人、アジア比率75.3%まで上昇

出入国管理統計から読み解く2026年5月の地域別入国動向

2026-07-25公開読了時間: 約5分
国際比較 — ポイント
  • 2026年5月の訪日外国人は364.4万人(3,644,480人)で、そのうちアジアが274.4万人(75.3%)を占める。
  • 前月(4月: 373.7万人)から2.5%減少し2ヶ月ぶりの減少。ただし直近10ヶ月平均(359.5万人)は上回る水準を維持。
  • コロナ前2019年の月平均約266万人を約37%上回る水準が続き、インバウンド需要の高止まりが改めて確認された。

訪日外国人の増加はいったん一服したのでしょうか。法務省出入国管理統計によると、2026年5月の訪日外国人は364.4万人(3,644,480人)で、前月比**-2.5%(-9.2万人)と2ヶ月ぶりの減少となりました。前回(4月)報告した373.7万人から反落したものの、直近10ヶ月平均(359.5万人)は依然として上回る水準です。地域別ではアジアが274.4万人(75.3%)**と前月の74.5%からさらに0.8ポイント比率を拡大しており、総数が減る中でもアジア依存構造は一段と強まっています。

月別入国外国人数の推移

訪日外国人数の月別推移(2025年8月〜2026年5月)

出入国管理統計(e-Stat, 0003449064)より

直近5ヶ月のデータ

期間入国外国人(万人)前月比
2026年5月364.4-2.5%
2026年4月373.7+1.8%
2026年3月367.1+4.4%
2026年2月351.5-5.0%
2026年1月369.8+1.1%

AI分析:変化の背景

2026年5月の訪日外国人が前月比-2.5%(-9.2万人)と2ヶ月ぶりに減少した背景として、4月後半のゴールデンウィーク需要が集中した反動が一因と考えられます。大型連休明けの季節的な落ち着きが総数を押し下げた一方、アジアからの入国者は前月比-1.5%にとどまり、その他地域(欧米・中東等)は前月比-5.4%とより大きく減少しました。この地域差がアジア比率75.3%(前月74.5%)への上昇につながっています。

国別ではインドが57,765人(前月比+35.2%)と大きく伸び、僅差でインドネシア(57,669人、前月比-8.2%)を上回りました。インドネシアは前月(-24.6%)に続き2ヶ月連続の減少です。イスラエル(11,193人、+56.7%)やアラブ首長国連邦(1,046人、+78.8%)も高い伸びを示しました。本記事はAIが統計データを分析・解説したものであり、投資助言・政策提言を意図するものではありません。

地域別入国外国人の構成(2026年5月)

訪日外国人 地域別構成(2026年5月)

出入国管理統計(e-Stat, 0003449064)より

アジア
274.4万人
その他地域
90万人

地域別データ(2026年5月)

地域入国外国人(人)構成比
アジア2,744,35575.3%
その他地域(欧米・中東等)900,12524.7%
合計3,644,480100.0%

アジア域内の主な国別内訳(統計データより確認分):

国・地域入国外国人(人)前月比
インド57,765+35.2%
インドネシア57,669-8.2%
イスラエル11,193+56.7%
アラブ首長国連邦1,046+78.8%
イラン461+16.1%
アフガニスタン219-21.5%
イラク84+29.2%
イエメン33±0.0%

上記はe-Statデータから確認できた国の一部です。韓国・中国・台湾・香港・タイなど主要国の個別値は別集計に含まれます。

AI分析:日本の位置づけ

2026年5月のデータからは、訪日外国人の地域構造においてアジアへの依存度が75.3%まで上昇したことが読み取れます。前月4月の74.5%からさらに比率が高まっており、総数が減少局面に入った中でもアジア旅行者が日本インバウンド需要の中心であり続ける構造が改めて確認されました。

アジア域内の構成変化という観点では、インドが57,765人(前月比+35.2%)と大きく伸び、これまでアジア域内で上位にあったインドネシア(57,669人、前月比-8.2%)を僅差で上回った点が注目されます。インドネシアは前月の大幅減少(-24.6%)に続く2ヶ月連続の減少であり、単月データではあるものの国別の勢力図に変化の兆しが見られます。

コロナ前2019年の月平均(約266万人)を約37%上回る水準は5月も維持されており、総数の一時的な減少はあってもインバウンド需要の高止まり自体は継続していると考えられます。本分析はAIによる統計データの解釈であり、政策的評価や投資判断に用いることは想定していません。

データ出典

・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/

・World Bank Open Data


免責事項

本ページのデータ分析・構造化はAIを活用して行っています。数値は公的統計データに基づいていますが、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。

シェアXでシェアはてブ

関連記事

経済・産業

2025年GDP成長率1.2% — 15カ国比較で中位、ドイツ・フランス・韓国を上回る

2025年の日本の実質GDP成長率は1.19%。前年の0.1%(ほぼゼロ成長)から大幅に回復し、15カ国比較で7位と中位に位置しています。ドイツ・イタリア・フランス・韓国を上回る一方、アメリカ・中国との差は依然大きい状況を、最新の国際比較データから読み解きます。

2026-07-08
経済・産業

消費者物価指数、2026年6月は113.6 — 4ヶ月連続で最高値更新も、前月比は横ばい

2026年6月の消費者物価指数(全国・総合)は113.6(2020年=100)。前月の113.5から前月比0.0%とほぼ横ばいながら、2月の底値(112.2)以来4ヶ月連続でシリーズ最高値を更新しました。前年同月比は+1.7%と5月の+1.5%から加速しています。

2026-07-24
物価・家計

コシヒカリ小売価格、2026年6月は5,102円 — 2ヶ月ぶりの下落で5,200円割れ定着

2026年6月の札幌市コシヒカリ小売価格は5,102円(5kg)で前月比▲94円の下落。4〜5月の横ばいが崩れ、2025年12月のピーク(5,409円)から▲307円の水準まで下がった。

2026-07-24
国際比較

出入国者数2026年5月:952.1万人、4月からほぼ横ばい(-0.6%)

2026年5月の出入国者総数は952.1万人で前月比-0.6%とほぼ横ばい。3月ピーク(1,027.6万人)から4月に反落した流れが一段落し、2025年7月以降の11ヶ月平均(約968万人)近傍で安定した動きを政府統計が示した。

2026-07-25
国際比較

1人当たりGDP 2025:日本35,951ドル、G7最下位でイタリアと7,358ドル差

2025年の日本の1人当たりGDPは35,951ドルでG7最下位。前年比+10.7%と大幅改善したが、G7で日本のすぐ上のイタリア(43,309ドル)とは7,358ドルの差がある。韓国(36,227ドル)との差は276ドルに縮小。アメリカ(90,027ドル)は9万ドル台を突破し、G7内の格差が一段と鮮明になった。

2026-07-08