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雇用・労働

製造業の名目賃金、2020年比で12.9%上昇 — 2025年12月

毎月勤労統計の賃金指数が4年連続で上昇基調

2026-03-13公開読了時間: 約4分
雇用・労働 — ポイント
  • 2025年12月の製造業のきまって支給する給与指数は112.9(2020年=100)で、前年同月比+4.0%の上昇となりました。
  • 2025年春闘のベースアップ反映で4月以降に約3ポイント上昇した後、7月以降は112台で横ばいが続いており、追加的な賃金上昇の勢いは鈍化しています。

賃上げのニュースは聞くのに、なぜ給料が上がった実感がないのか——2025年12月時点の製造業の名目賃金指数は112.9(2020年=100)で、5年間で約13%上昇しています。しかし、物価上昇との差し引きで実質的な購買力がどこまで改善しているかは、別の視点が必要です。

名目賃金指数の推移(2024年7月〜2025年12月)

きまって支給する給与指数(製造業・名目)

2020年=100(毎月勤労統計調査)

直近6ヶ月の推移

賃金指数前月差前年同月比
2025年7月112.4−0.1+4.3%
2025年8月112.3−0.1+3.9%
2025年9月112.0−0.3+3.5%
2025年10月112.7+0.7+4.0%
2025年11月112.9+0.2+4.1%
2025年12月112.90.0+4.0%

AI分析:変化の背景

2025年の名目賃金は、年間を通じて前年同月比+3〜4%の上昇が続きました。この上昇幅は、2025年春闘での賃上げ率(連合集計で約5%台)が反映された結果と考えられます。特に4月以降、指数が109台から112台へ約3ポイント上昇したのは、4月のベースアップ反映によるものと見られます。

注目すべきは、7月以降に指数が112台で横ばいとなっている点です。春闘で決定したベースアップの影響が一巡した後、追加的な賃金上昇の勢いが鈍化していることを示唆しています。定期昇給分を除いた純粋なベースアップ効果が持続するかどうかは、2026年春闘の結果に左右されると考えられます。

ただし、名目賃金の上昇が実質的な購買力改善につながっているかは、物価上昇率との比較が必要です。2025年後半のCPI前年同月比は2〜3%台で推移しており、名目賃金上昇率の+3〜4%がこれをやや上回る局面も見られました。

AI分析:賃金動向の位置づけ

日本の名目賃金は、1990年代後半から2020年頃まで長期にわたりほぼ横ばいないし微減傾向にありました。指数が2020年の100から2025年末の112.9へ上昇したことは、約30年ぶりの本格的な賃金上昇局面にあることを示しています。

この賃金上昇の持続性については、いくつかの構造的な要因が指摘されています。第一に、少子高齢化に伴う労働力不足が企業に賃上げ圧力をもたらしていること。第二に、物価上昇を受けた労使交渉での賃上げ要求が強まっていること。第三に、政府が企業に賃上げを促す政策を推進していることです。

一方で、製造業の賃金指数は景気動向指数の「遅行系列」に分類されており、景気変動に対して遅れて反応する性質があります。現在の賃金上昇は2024〜2025年の経済環境を反映したものであり、今後の景気動向次第では上昇ペースが変化する可能性もあると考えられます。

データ出典

・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/

・World Bank Open Data


免責事項

本記事のデータ分析はAIによるものであり、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。

本記事はAIが統計データを分析・解説したコンテンツです。数値はe-Statの公表データに基づきますが、分析・考察部分はAIによる自動生成です。投資判断や政策評価の根拠としてのご利用はお控えください。

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