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国際比較

携帯電話契約数2023:日本は100人あたり178件、15カ国中最多

1人1.78回線——世界有数の「多回線社会」の実態

2026-07-08公開読了時間: 約4分
国際比較 — ポイント
  • 2023年の日本の携帯電話契約数は100人あたり178.4件で、比較15カ国中最多
  • 日本・韓国が170件超で突出し、カナダ・ノルウェーは100件前後と各国間の差が大きい
  • 15カ国中1位。2位韓国(172.5件)との差は約6件、最下位カナダ(94.1件)の約1.9倍

なぜ日本人は1人で何台もの携帯電話を持っているのでしょうか。World Bankの最新データによると、2023年の日本の携帯電話契約数は100人あたり178.4件で、比較対象15カ国中最多でした。1人あたり約1.78回線という数字は、仕事用・プライベート用の2台持ちやIoT端末の普及が背景にあると考えられます。2位の韓国(172.5件)とは約6件の差で、100件を下回るカナダ(94.1件)の約1.9倍に達しています。

主要15カ国の携帯電話契約数(100人あたり)

携帯電話契約数(100人あたり):主要15カ国比較

World Bank 2023-2024年データ

カナダ
94.1
ノルウェー
109.3
オーストラリア
112.6
アメリカ
113.2
フランス
116.7
イギリス
121.6
オランダ
128.5
ドイツ
129.2
スイス
129.5
ニュージーランド
130.1
中国
131.8
イタリア
132.6
スウェーデン
140.7
韓国
172.5
日本
178.4
順位国名契約数(100人あたり)データ年
1日本178.42023
2韓国172.52024
3スウェーデン140.72024
4イタリア132.62024
5中国131.82024
6ニュージーランド130.12024
7スイス129.52024
8ドイツ129.22024
9オランダ128.52024
10イギリス121.62024
11フランス116.72023
12アメリカ113.22024
13オーストラリア112.62024
14ノルウェー109.32024
15カナダ94.12024

AI分析「日本が最多となる背景」

日本の携帯電話契約数が100人あたり178.4件と突出して多い背景には、複数の構造的要因があると考えられます。第一に、通信各社が個人向けに複数回線契約を促す料金プラン(家族割、データシェア等)を展開しており、スマートフォンとタブレットの2台持ちが一般化しています。第二に、法人向けのモバイル端末配布が広く普及しており、従業員に業務用スマートフォンを支給する企業が増加しています。第三に、IoT・M2M(Machine to Machine)通信用のSIM契約が急速に拡大しており、自動販売機、監視カメラ、車載通信など人間が直接使用しない回線も含まれています。韓国(172.5件)も同様の傾向を示しており、東アジアの先進国では「1人1回線」を大きく超える多回線社会が定着していると読み取れます。

AI分析「国際比較から見える各国の特徴」

15カ国のデータを俯瞰すると、大きく3つのグループに分かれます。170件超グループの日本・韓国は、IoT契約の拡大と複数端末保有の文化が重なり、人口を大幅に上回る契約数を記録しています。120〜140件台の中間グループにはスウェーデン、イタリア、中国、ドイツなど多くの先進国が含まれ、概ね1人1.2〜1.4回線のペースで推移しています。一方、100件前後のグループにはカナダ(94.1件)やノルウェー(109.3件)が位置しており、通信市場の寡占構造や料金水準の高さが契約数を抑制している可能性が指摘されています。特にカナダは主要先進国で唯一100件を下回っており、通信料金の高さが国際的にも知られています。なお、日本はインターネット利用率では主要国中低い水準(85.5%)にとどまっており、回線契約数の多さとデジタル活用度が必ずしも比例しない点は注目に値します。

データ出典

・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/

・World Bank Open Data


免責事項

本ページのデータ分析・構造化はAIを活用して行っています。数値は公的統計データに基づいていますが、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。

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