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環境・エネルギー

森林面積率68.4% 日本は先進国トップクラス——2023年国際比較

国土の約7割が森林、主要15カ国中2位の森林大国

2026-07-08公開読了時間: 約4分
環境・エネルギー — ポイント
  • 2023年の日本の森林面積率は68.4%で国土の約7割を森林が占める
  • 長期的に安定した森林面積率を維持しており、先進国では突出した水準
  • 比較15カ国中2位。1位スウェーデン(68.7%)と僅差、米国(33.9%)の約2倍

ふだん何気なく目にする山々の緑——日本は先進国の中でも飛び抜けて森林が多い国だと知っていますか。World Bankの最新データ(2023年)によると、日本の森林面積率は68.4%で、国土の約7割が森林に覆われています。比較対象の主要15カ国中2位という高水準で、1位スウェーデン(68.7%)と僅か0.3ポイント差。米国(33.9%)の約2倍、英国(13.3%)の約5倍にあたります。

森林面積率の国際比較(2023年)

森林面積率(2023年)

主要15カ国比較 / World Bank

オランダ
11.1%
英国
13.3%
オーストラリア
17.4%
中国
24%
スイス
32.4%
フランス
32.5%
ドイツ
32.7%
イタリア
32.9%
ノルウェー
33.5%
米国
33.9%
ニュージーランド
37.8%
カナダ
39.5%
韓国
64.1%
日本
68.4%
スウェーデン
68.7%

主要15カ国の森林面積率一覧

順位国名森林面積率(%)
1オランダ11.1
2英国13.3
3オーストラリア17.4
4中国24.0
5スイス32.4
6フランス32.5
7ドイツ32.7
8イタリア32.9
9ノルウェー33.5
10米国33.9
11ニュージーランド37.8
12カナダ39.5
13韓国64.1
14日本68.4
15スウェーデン68.7

※順位は森林面積率が低い国から順に付与(出典: World Bank, 2023年データ)

AI分析「日本の森林が多い背景」

日本の森林面積率68.4%は、欧米先進国の多くが30%台にとどまる中で際立つ数字です。その背景には、温暖湿潤な気候で樹木が育ちやすい自然条件に加え、国土の約75%が山地という地形的特性があります。平野部が少なく急峻な山岳地帯が多いため、農地や都市への転用が進みにくかったことが森林の維持に寄与してきました。また、戦後の拡大造林政策により約1,000万haのスギ・ヒノキ人工林が造成され、森林面積の底上げにつながりました。一方で、林業従事者の高齢化や木材価格の低迷により人工林の管理が行き届かない「放置林」の問題が指摘されており、面積だけでは測れない森林の質的課題も存在すると考えられます。

AI分析「日本の位置づけ」

比較15カ国の中で日本(68.4%)はスウェーデン(68.7%)に次ぐ2位に位置し、3位の韓国(64.1%)とは4.3ポイントの差があります。欧州の主要国であるフランス(32.5%)、ドイツ(32.7%)、イタリア(32.9%)はいずれも30%台前半で、日本の半分以下の水準です。米国(33.9%)やカナダ(39.5%)といった広大な国土を持つ国々でも森林面積率は日本を大きく下回ります。ただし、カナダやロシアのように国土面積が広大な国は「率」では低くても「絶対面積」では日本を大幅に上回る点には留意が必要です。日本の高い森林率は、生物多様性の保全や水源涵養、CO₂吸収といった生態系サービスの面で強みとなる一方、高齢化する林業の担い手確保や、森林資源の経済的活用という課題にも直面しています。データからは、日本が先進国の中で突出した「森林大国」であることが読み取れます。

データ出典

・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/

・World Bank Open Data


免責事項

本ページのデータ分析・構造化はAIを活用して行っています。数値は公的統計データに基づいていますが、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。

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