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滋賀県の人口はどう変わるか?2050年に向けた将来推計

湖南エリアの成長と県全体の高齢化——19市町の構造変化を読む

2026-03-27公開読了時間: 約5分

滋賀県の総人口は現在約141.1万人(19市町)で、国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば2035年には約134.6万人、2050年には約122.3万人へと推移する見通しです。2020年比で2050年には約13.5%の減少が見込まれます。一方、草津市・守山市・栗東市といった湖南エリアでは近年も人口増加が続いており、同じ県内でも地域によって人口動態の方向性が大きく異なる構造が浮かび上がります。

人口推移(2020〜2050年)

滋賀県の人口推移

2020〜2050年(社人研推計)

市区町村ハイライト

人口増加率 TOP3(直近10年)

市区町村増加率(10年)現在の人口
草津市+4.0%約13.9万人
守山市+3.8%約8.6万人
栗東市+2.1%約7.0万人

人口減少率 TOP3(直近10年)

市区町村減少率(10年)現在の人口
甲良町-17.1%約0.65万人
高島市-12.9%約4.6万人
竜王町-9.0%約1.1万人

高齢化率 TOP3

市区町村高齢化率現在の人口
高島市36.1%約4.6万人
多賀町34.9%約0.74万人
甲良町33.6%約0.65万人

若年人口比率 TOP3(0〜14歳)

市区町村若年人口比率現在の人口
栗東市16.5%約7.0万人
守山市16.4%約8.6万人
愛荘町16.2%約2.1万人

AI分析「この滋賀県の特徴」

データから読み取れる最大の特徴は、「湖南集中」とも言うべき人口動態の二極化です。草津市・守山市・栗東市はいずれも直近10年で人口が増加しており、若年人口比率でも全国平均(約11〜12%台)を大きく上回る16%台を維持しています。これらの市は京阪神へのアクセスが良く、子育て世代の転入が続いていると考えられます。

一方、湖西の高島市や湖東の甲良町・竜王町では10年間で8〜17%もの人口減少が見られ、高齢化率も33〜36%台に達しています。県全体の平均高齢化率は約27.6%であり、市町によって10ポイント近い開きがあることからも、県内格差の大きさが読み取れます。

19市町のうち増加しているのはわずか3市にとどまり、残る16市町は減少傾向にあります。こうした構造的な人口集中と地方部の変化は、滋賀県が持つ地理的・産業的な多様性を反映したものとも言えます。

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年齢構成の変化

年齢構成の変化

滋賀県(社人研推計)

現在・年少
13.6%
現在・生産年齢
60.1%
現在・高齢
26.3%
2035年・年少
11.1%
2035年・生産年齢
58%
2035年・高齢
30.8%
2050年・年少
10.9%
2050年・生産年齢
52.4%
2050年・高齢
36.7%
期間年少(0〜14歳)生産年齢(15〜64歳)高齢(65歳以上)
現在13.6%60.1%26.3%
2035年11.1%58.0%30.8%
2050年10.9%52.4%36.7%

AI分析「10年後の展望」

2035年時点での最も注目される変化は、高齢化率が現在の26.3%から30.8%へ上昇するという点です。4人に1人以上が65歳以上という現状から、3人に1人近くが高齢者となる見通しであり、医療・介護サービスへの需要が一層高まると考えられます。

同時に、生産年齢人口比率は60.1%から58.0%へと低下が見込まれます。ただし、草津・守山・栗東エリアには現在も若い世代が多く集まっており、これらの市は2035年においても比較的堅調な人口構成を維持する可能性があります。

湖南エリアの集積を活かした産業や生活サービスのあり方、また高齢化が進む地域における地域コミュニティの取り組みなど、多様な変化への適応が今後の焦点になってくると考えられます。

関連リンク

この県の市区町村一覧は都道府県ページからご覧いただけます。


データ出典

・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/

・World Bank Open Data


免責事項

本記事のデータ分析はAIによるものであり、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。

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