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高知県の人口はどう変わるか?2050年に向けた将来推計

34市町村すべてで減少が続く構造と、高齢化の現状

2026-03-27公開読了時間: 約6分

高知県の総人口は現在約67.6万人。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると、2035年には約56.8万人、2050年には約45.1万人となり、2020年(約69.2万人)と比較して約35%減少する見通しです。県内34市町村のすべてで人口が減少する構造となっており、減少の速度は地域によって大きく異なります。高知市をはじめとした県中心部では比較的緩やかな変化が見込まれる一方、中山間地域を中心に人口規模が小さい町村では、より急速な変化が推計されています。

人口推移の見通し(2020〜2050年)

高知県の人口推移

2020〜2050年(社人研推計)

市区町村別ハイライト

減少率が比較的小さい市町村 TOP3

県内には人口が増加している市町村はなく、全34市町村で減少が推計されています。なかでも変化の幅が相対的に小さいのは以下の3市です。

市区町村名10年間の変化率現在の人口
香南市-6.8%約32,900人
南国市-8.5%約46,100人
高知市-8.7%約316,400人

人口減少率 TOP3(変化が大きい市町村)

市区町村名10年間の変化率現在の人口
大豊町-29.4%約3,100人
室戸市-27.8%約11,700人
仁淀川町-26.5%約4,700人

高齢化率 TOP3(65歳以上の割合)

市区町村名高齢化率現在の人口
大豊町58.7%約3,100人
仁淀川町55.7%約4,700人
室戸市51.8%約11,700人

若年人口比率 TOP3(0〜14歳の割合)

市区町村名若年人口比率現在の人口
大川村12.3%約355人
香南市12.3%約32,900人
南国市12.1%約46,100人

AI分析:この県の特徴

高知県の人口構造において特筆すべき点は、県内34市町村のすべてで人口減少が推計されているという点です。全国的に見ても、こうした状況は人口減少が広域に及んでいる県の特徴を示しています。

県全体の平均高齢化率はすでに43.8%に達しており、全国平均(約29%)を大きく上回る水準にあります。この傾向は、大豊町(58.7%)・仁淀川町(55.7%)・室戸市(51.8%)といった中山間地域や半島部の町市でとくに顕著です。これらの地域では10年間で25〜30%近い人口変化が見込まれており、年齢構成の変化が同時に進んでいます。

一方、高知市(約31.6万人)は県総人口の約47%を占める県都であり、10年間の変化率は-8.7%と県内では比較的小さい水準です。隣接する南国市・香南市も変化率が-10%未満にとどまり、若年人口比率でも県内上位に位置しています。こうしたことから、高知市周辺の平野部に人口・機能が集中する構造が読み取れます。

高知県の地理的特性—四国山地による中山間地域の広がりと、限られた平野部への集積—が長期的な人口分布の背景にあると考えられます。

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年齢構成の変化

年齢構成の変化

高知県(社人研推計)

現在・年少
10.9%
現在・生産年齢
53.6%
現在・高齢
35.5%
2035年・年少
8.7%
2035年・生産年齢
51.6%
2035年・高齢
39.7%
2050年・年少
8.7%
2050年・生産年齢
45.7%
2050年・高齢
45.6%

年齢構成比率の推移

年齢区分現在2035年2050年
年少(0〜14歳)10.9%8.7%8.7%
生産年齢(15〜64歳)53.6%51.6%45.7%
高齢(65歳以上)35.5%39.7%45.6%

AI分析:10年後の展望

2035年の推計では、高知県の総人口は現在の約67.6万人から約56.8万人へと、約15.9%減少する見通しです。

年齢構成の面では、高齢化率が現在の35.5%から39.7%へと上昇する一方、生産年齢人口比率は53.6%から51.6%へと変化する見込みです。人口総数の減少に加え、生産年齢人口の絶対数も大きく縮小することが推計されます。また、2050年には高齢化率が45.6%に達し、高齢者と生産年齢人口がほぼ同規模になる構造変化が見込まれます。

こうした変化に対して、デジタル技術の活用や産業構造の多様化、地域間の連携強化といった取り組みが各地で模索されています。高知県が持つ豊かな自然環境、豊富な一次産業の潜在力、観光資源といった地域特性を活かした取り組みの可能性については、引き続き注目されているところです。


関連情報

この県の市区町村一覧は都道府県ページからご覧いただけます。


この記事はAIが政府統計データを分析して生成しています。将来推計値は一定の仮定に基づくものであり、実際の将来を保証するものではありません。

データ出典

・政府統計の総合窓口(e-Stat) https://www.e-stat.go.jp/

・World Bank Open Data


免責事項

本記事のデータ分析はAIによるものであり、政府や公的機関の公式見解ではありません。最新・正確な情報は各データの一次ソースをご確認ください。

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